ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

石鹸どめ・・・制作記九十六

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やべぇ、最近超絶忙しい。

正直人形どころじゃない・・・。

 

でもほんのちょっとづつでも

諦めずに更新していきます。

 

年内に洋服着せるまで完全に

仕上げるつもりだったけど

ちょっと無理かなー。

 

それはともかく、底面の型取りをしていきます。

先ずはズレ防止のためにツメを掘るのは

以前の工程と一緒です。

 

ツメを掘る位置は人によって

意見の分かれるところかも知れません。

私は割線の中心に掘った方が

型を外しやすいと思うのでそうしています。

 

前後の型にまたがって掘るという意味ですが

分かるかな?

まあ、あとで出来上がった型の画像を見れば

分かるでしょう。

 

 

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その後カリ石鹸を塗るのですが、

その前に石鹸どめということを行います。

 

石膏は硬化すると微妙に膨張するため、

原型との間に僅かな隙間ができます。

 

塗った石鹸が隙間に入ると、

型の内側に付着するため、

あとで、泥漿の着肉に支障をきたします。

 

それを防ぐために、カリ石鹸を施す前に、

ごく薄く溶いた泥漿を筆にとり、

隙間を埋めていきます。

これが石鹸どめという作業です。

 

 

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余った泥漿が残っていると、

成形した際にバリが大きくなるので

余計な泥漿はしっかりスポンジ等で

拭きとりましょう。

 

画像では分からないですが、

ちゃんと隙間は埋まっています。

 

 

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こうしておけば石鹸を塗っても隙間に入りません。

 

実は石鹸どめは必ずしもやらなくても

大丈夫だったりします。

こないだ背中側の型取りをしたときは

面倒くさくてやりませんでした。

 

ただ今回のような場合だと

原型が下に落ち込んだ状態に

なっているため、目で見ただけで

隙間が大きいのが分かるほどです。

 

大した手間ではないので

やっておいた方が丁寧確実です。

 

泥漿の用意できなければ、

緩く溶いた磁土を塗るだけでも

大丈夫です。

 

泥漿の作り方もそのうち解説しますが、

鋳型が全部出来てからになるので、

まだまだだいぶ先になっちゃうな…。

 

続く。