ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

やっと終わった・・・。制作記八十一

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しかしエアブラシの掃除が、超面倒くさいです。

持ってない人は、わざわざこんなもの

買う必要ありません。缶サフで十分です。 

 

それにしても、やっと石膏原形の研ぎ作業がおわった・・・。

というより飽きてきたので、この辺で終わりにしておきます。

 

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気付いたら、もう五月です。

四月中に鋳型作りに入る予定でしたが、

最近色々あって全然進んでないです。

でも頑張って明日からやります。

 

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少し話がそれるのですが、

研削(けんさく)と研磨は違うということを

申し上げておきます。

 

研削というのは、荒目の砥石やヤスリで加工物を削り、

形を作ることです。

研磨は粒度の細かい物を使って磨くことで、

研削によって出来た傷を除去することです。

 

私が今まで必死に石膏原形を研いできたのは、

研削の作業だと言えます。

細かいヤスリでツルツルに磨くようなことは、

磁器の場合必要が無いため特にやっておりません。

 

研磨と研削の違いを踏まえたうえで、

少し話しておきたいことがあります。

 

研ぎ(研削)仕事をしながら、

これをもっと楽に行う方法はないか

ずっと考えていました。

 

石膏は研ぐには少し硬いです。

それに対し、石粉粘土であれば、柔らかいため

研削の作業はずっと早く終わります。

しかも原型を、一度石膏に置き換える手間もかかりません。 

 

それにも関わらす、私が石粉粘土を使わないのは、

成形性が悪く、造形する手間が石膏原形を研ぐより

遥かに時間のロスが多いと判断するからです。

 

具体的には、粘土同士の馴染みが悪く、付けづらい。

そして乾燥して硬くなるため、取りずらい。

 大きくざっくり切り取ることが出来ないため

初期段階で手間がかかるということです。

 

また、塊で作ると(粘土の層が厚くなると)

表面だけ乾燥が進み、中は乾かない

という事態が発生し、よろしくありません。

 

そのため石粉粘土で作る一般的な方法は、

平面上で設計図を作成し、それをもとに発泡スチロール等で

中子を作り、伸ばした粘土で包むという方法です。

 

しかしこの方法の問題点は、お人形は立体作品であるにも関わらず、

平面上で設計していることです。

設計図の段階では良く描けたと思っても、

立体にしてみたら「なんか変…」ということになります。

 

平面と立体は別物なので、印象が異なるのは当たり前です。

実際自然な立ち姿が作れている作家さんは、

ほとんどいません。

 

そういう理由により、私は最初から形を決めずに

現物を作りながら、形を決めていく手法を取っている訳です。

粘土原形の精度と、作る速度を求めた代償に

型取り作業と、研ぎ作業の手間が発生しています。

 

そこで、それぞれのいい所どりをした

作り方が出来ないかと、考え続けた結果、

 

・・・思いつきました!!

 

上手くいくかやってみないと分かりませんが、

次に作るときは、実験的にその技法を試みようと思います。

 

今作っているのが仕上がったら

このブログはやめようと思っていたのですが、

そういうわけにはいかないようです。