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ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

球体関節人形の作り方・張り込み編 第三回

昨日に引き続き、張り込み講座をお送りします。

 

三、型に張り込む

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均一な厚みに粘土を伸ばしたら、

乾かないうちに手早く張り込んでいきます。

 

型のエッジに粘土をすらないようにすると

仕上がりが綺麗です。

離型剤のようなものは特に要りません。

指でしっかり粘土を押さえましょう。 

 

 

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終わったら、伸ばした粘土が乾かないうちに

片側もすぐに張り込みます。

このときに粘土が少し足りなくても、

端の方を引っ張ったり、寄せたりしてはいけません。

 

引っ張ると乾燥で、引っ張った方向に縮んだりします。

そうならないように、粘土を型より少し大きめに

切り取っておきましょう。

 

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型からはみ出た部分は、ハサミで

大まかに切り取っておきます。

 

 

四、接着面を整える

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余分な粘土を、さらに剣先で丁寧に切ります。

竹ベラのような鈍い物ではダメです。

 

切れ味が鈍く抵抗が大きいと、

無用な力が加わるため、

それも歪む原因になります。

 

切る道具は幅の狭い、鋭い剣先が適当でしょう。

 

切断面が、型の面よりも

微かに高くなるようにします。

高すぎても足りなくてもうまくいきません。

 

私は剣先をウラ向きにして、

型の合わせ面に沿わせながら切ります。

粘土は弾力があるため、こうすることで

型より微妙に高く切れます。

 

この時、一気にズバーッと切ってしまうと、

粘土にくせがつき、乾燥で歪んでしまいます。

 

短いストロークで、手前に向かって刃を動かし、

それとは逆に、切る箇所は奥に向かって、

少しづつ移動すると良いでしょう。

意味が分かるかな?

 

私の説明が細かいのは、要点を押さえないと

石粉粘土は歪みやすいからです。

 

 

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切ったら筋を付けて、接着面を荒らしておきます。

ここまで終わったら、乾燥しないように

ぬれ布巾をかぶせて、反対側も同じように行います。

 

 

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両面とも準備ができたら、引っ掻いておいた

接着面に、ドベ(ドロドロの粘土)を塗ります。

ドベはあらかじめラドールを、

乳鉢で擂ることで作っておきます。

 

 

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ラップをしておけば、すぐには乾きません。

 

続く。