読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

石膏原型・足を作る ・・・ 制作記七十二

制作記 石膏原型

f:id:jikiningyou:20170305121413j:plain

いよいよ最後となりました。

足を作ります。

 

足の指のような細い部分は

石膏が入りづらいので、空気抜きのために

指先に溝を切っておきます。

 

 

f:id:jikiningyou:20170305121529j:plain

石膏の注ぎ口は、踵に開けます。

以前はもっと面倒くさい

やり方をしていたのですが、

このほうが無駄がありません。

 

 

f:id:jikiningyou:20170305122203j:plain

着色に使う弁柄ですが、

このくらいの量で良いです。

 

画像の弁柄は、私が釉薬試験用に

使っている物なので、あらかじめ

百目の篩に通してあります。 

 

篩っておくか、空摺りして

ダマを潰しておけば、事前に

乾いた石膏と混ぜなくても大丈夫です。

その方が添加量を判断しやすくはあります。

 

それと足や腕は小さいため、

二回目の注型で、型いっぱいに

石膏を入れて、そのまま固めています。

 

つまり中空ではなく、無垢の塊になります。

 

こういうと「一回目で、なみなみ注いで

固めてしまえば、いいんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、

それではダメなんです。

 

原理は良く分かりませんが

一回の注型で石膏を満たしてしまうと、

硬化後の表面が荒れます。

 

型の表面付近に水分や気泡が集まるせいか、

鬆が入ったプリンみたいになることがあります。

(↓こんな感じ)

f:id:jikiningyou:20170305123243j:plain

特に型をしっかり水に浸けておかないと、

こうなりやすいです。

それ故一回目は薄く着肉するにとどめ、

必ず余分な石膏は捨てるようにします。

 

 

f:id:jikiningyou:20170305122949j:plain

大過なく足が出来ました。

左脚の玉の際に気泡が入っています。

この部分も、型に空気抜きの溝を

数本掘っておいた方が良さそうです。

 

この後全ての原型が、完全に

乾くのを待ちます。