ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

石膏原形・型を壊す。 ・・・ 制作記七十

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注型した石膏が硬化したら、

型を壊して、原型を取り出します。

使う道具は玄翁と百円ショップで買った

マイナスドライバーです。

 

ドライバーを鑿のように叩いて

型を慎重に砕いていきます。

この作業は膝の上でやると良いでしょう。

 

注型一回目に石膏を着色してあるので、

どこまで砕けば良いか、非常に分かりやすいです。

 

 

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・・・分かりやすいとか言いながら、

鼻先をやってしまいました。

 

鼻のような周囲より出っ張っている部分は

ありがちなことなので、気をつけましょう。

 

耳も欠けていますが、

砕いた石膏を除去する際に、ドライバーで

こじるように取ろうとしたためです。

 

大きな塊を、ぐりっと外そうとすると

原型が欠けたりするので、

これも気をつけましょう。

 

修正は石膏が乾いた後で行います。

鼻はパテで埋め、耳はかけらを取っておき、

接着剤でくっつけます。

 

 

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バリや鋳込み口など、出っ張っている部分は

石膏が乾く前に削っておくと良いでしょう。

 

私は胸部脇の部分を抉っていますが、

これは服の厚みで腕が

下がらなくなるのを妨ぐためです。

 

この部分は身頃の切り替え線(脇縫い)が

来るため、縫い代がかさばります。

 

人形の場合、布の厚みの影響を

受けやすいので、こういう工夫が

必要になってきます。

 

私は間違えて粘土原形の段階で

溝を作ってしまいましたが、

石膏の段階で削った方が良いでしょう。

 

 

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バリなどを削り終ったら、

一度完全に乾燥させます。

 

このやり方なら玉受けも、

しっかり作ることができます。