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ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の六十

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頭部が完成。

 

昨日、小鼻の形が変だったので

それを修正しつつ、全体を仕上げる。

 

きっちり左右対称な形を目指すのではなく、

微妙に目の形や口角の部分で

左右差をつけていたりいます。 

 

・・・昨日からほとんど変わって

ないじゃん、とか言わないでください。

私は一日あたり五十分~百五十分

くらいしか時間が割けないのです。

 

*-*-*-*-*-*-*

 

前にも画像は上げておいたと

思いますが、一応頭部用の支柱も

解説しておきましょう。

 

頭の彫像を作るだけであれば、

支柱に固定したまま型取りをするので、

特に着脱できるようにしておく

必要はありません。

 

しかし関節人形の場合は、

やはりその性格上、簡単に

着脱できる必要があります。

 

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私の場合はこのようになりました。

 

ホームセンターで机の脚(黒い部分です)

を買ってきて、基部に逆さに取り付け、

そこに角材を差します。

 

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角材の縦方向(木口面)に二つの穴をあけ、

そこに平行ピンを刺せるようにして、

穴の深さ中ほどの位置で、胴付鋸で切断します。

穴開け後に切るのがポイントです。

 

その後先端部分に、別の木で作った

キャップのような物をかぶせました。

頭が柱から、すっぽ抜けないように

するためです。

 

支柱基部は全ての角を直角に加工し、

中央に正中線を引いておくことは、

本体の支柱と同様です。

 

これならカタカタすることなく、

スッ、と着脱が可能です。

 

・・・と思っていたのですが、

実は微妙にカタカタしています。

 

最初は机の足にぴったり収まるよう、

角材に鉋をかけたのですが、

木というものは径年で痩せるものです。

 

角材はただ差し込むだけではなく、

最初からボルトとナット等で

がっちり固定しておいた方が

良いようです。

 

・・・だいぶ前ですが、某人形店の方に

お人形の制作途中の写真を

お見せしたことがあります。

 

そのとき自作の支柱などに対し、

「道具も自分で作るんですか?すごいですね。」

みたいなことを言われましたが、

当たり前のことをやっているにすぎません。

 

無い道具を自分で作ることは、

工芸家として本当に当たり前のことです。