ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の五十九

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一日空いてしまった・・・。

 

顔の造形を進める。

 

鼻の位置がもう少し上か・・・。

いや、こんなものか・・・。 

 

いずれにしろ、もう一息です。

 

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今日は裏技を一つ

紹介しましょう。

 

焼く前の鋳込み生地に対し、

濡れた筆で撫でて、

表面をならすという方の

話を聞いたことがあります。

 

何で生の生地に対し、

そんなことをするのか

良く意味が解らないのですが、

やるなら原型段階でやった方が良いでしょう。

 

油粘土はベンジンで溶かす

ことができます。

 

ベンジンを付けた筆で

表面をなでると、

ヤスリで研ぐような感じで

ならすことができます。

 

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↑事前

 

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↑事後

分かりやすいかと思い、あえて

荒い状態でやったのですが、

 画像では良くわからない・・・。

 

 

使う筆は、ナイロンなど

腰のある平筆が良いでしょう。

 

特殊造形の世界では

あえて硬いブラシを使って、

狼男みたいなテクスチャーを

作ることもあるようです。

 

でも、私はこの技を使いません。

理由は次の工程で普通に

やすりがけが出来るというのが一つ。

 

もう一つは、この技法は

かなり粗い造形方法だと言えます。

 

こうやって撫でたりするのは、

形をだるくすることを意味します。

 

ヤスリがけもそうですが、あまり多用すると

つるーん、てろーん、といった感じの

情報の密度がない、粘りのない

軽薄な形状になります。

 

CGに例えれば、ポリゴン数が下がる感じです。 

 

ヤスリがけも最小限で済むように

私は極力 粘土の段階で

形を仕上げるように心がけております。

 

そのため

私が納得できる精度で作るには、

油粘土でなくては不適切です。

 

水粘土、石粉粘土、樹脂粘土、スカルピー

木の粘土(←論外)色々ありますが、

私個人的には、全部ダメです。

 

成形性の悪いものや、

乾燥で硬さが変わるような物は

使いません。