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ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の五十六

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両腕を仕上げる。

 

道具解説の続き。

今日はトースカンです。

 

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先ず、私が使っている

トースカンの各部位の名称

(私が勝手にこう呼んでいる)は

画像の通りです。

 

そもそもトースカンとは何かというと、

加工物に水平線を卦書くのに

使う道具です。

 

え?

何でトースカンというのか?

諸説あるようですが、

私には解りません。

 

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市販のもの↑は、その性格上

安定感が求められるせいか、

金属製で、かなり重く作られています。

 

重いだけでなく、位置の調節が難しく、

使いづらいです。

そのうえ高価です。

それに背の高いものは売っていません。

 

私のお人形作りでは、

垂直線を引きながら、原型を作るため、

壁にあてがって使わなくてはなりません。

 

それを行うには、

金属製の品では重すぎるため、

か弱いわたくしには不可能です。

 

それゆえ、自作したものを使っています。

 

作るのは結構大変なので、

市販の物を使っても良いと思います。

 

市販の品は、結構な値段がしますが、

模型用の物には、比較的安価で

軽量な物もあるようです。

 

いずれにしても重要なのは、

次の三種類を用意することです。

 

一本で全てを兼用することも

不可能ではありませんが、

複数用意して、使い分けたほうが

効率が良いです。

 

 

 

一、正中心専用 竿の短いやや小型のもの

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・高さは、人形が乗る支柱基部の

長辺の1/2あればよい。

 

・竿は短い方が使いやすい。

長すぎると背中側をけがくとき、

二本の支柱にぶつかる。

5cmもあれば十分。(そもそも竿が要らない)

 

二、水平線専用 背の高いもの

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・必要高さ:支柱に乗せた状態の

お人形の首までの高さ(私のは1009ミリ)。

 

・竿の長さは支柱基部の長辺の

1/2に届くようにしておく。

刃の反対側はタッチ仕様。

 

・最低一個は必要 管理人は三個使用。

 

この長さの物は、おそらく

売っていないと思うので、

自作した方が良いでしょう。

 

柱にアルミの角管を使っているのは、

手持ちの材料に長い物が無かったのと、

加工する際、それに見合う大きな

作業台がないためです。

 

三、垂直線専用 中くらいのもの

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・必要高さ…台の長辺の1/2以上

 

・竿の長さは十五センチくらい

あればよいと思う。

刃の反対側はタッチ仕様。

 

・複数個あると便利。私は四個使用。

 

 

四、おまけ・・・鉛筆トースカン 

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お人形作りにおいては、あまり

出番はないですが、一個あると何かと便利。

写真の物は高さが三十センチです。

 

・・・予想以上に

長文になりそうなので、

今日はこのへんで。

 

*-*-*-*-*-*-*

 

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デッサン会にて。

いつもは女性のモデルさんが多いのですが、

今日は男性クロッキーです。

なかなかのイケメンさんでした。

 

 

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今日のモデルさんは、

体のトレーナーだとかで

ポーズの合間に、ナウリクリヤー

(ヨーガの行法。私はヨーガ行者でもあります)

をやっておりました。

 

話しかけたら、内臓の整え方とか、

マニアックな話で盛り上がりました。

 

 

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・・・まあ、それはともかく。

ふだん女体の方が見慣れています。

そのため男性のデッサンをすると、

いつも体付きの違いに気付きます。

 

一言で言えば、男性の体は

肩幅が広く、腰が小さいということです。

肩から腰にかけて、キューっと

すぼまっているのが分かります。

 

こうやって、普段見慣れた形状に対し、

差異を感じ取れることが重要なのです。

 

普段から人体を観察していれば、

お人形を作る際、変な形になっても

違和感があれば、すぐに

気付いて直せるのです。