ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の四十九

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今日から足を作り始める。

ん、玉の位置、

特に高さがずれている・・・。

 

これは部品をばらしたり

組み直したりすることで、

足に加わる力加減に

変化が起こるためです。

 

台から外して作り込む前に

再び位置関係を修正します。

 

前後、左右の方向には

あまりズレが無いようです。

 

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まあ、そんなことは瑣末なことです。

私が今日も話したいことは、

人形業界の行く末です。

 

近年人形が売れない理由は

何でしょうか。

私個人が思うに、原因は三つあります。

 

一つは言わずもがなですが、

景気が悪いからです。

 

二つ目は、元々美術自体が

売れる業種ではありません。

 

しかも創作人形の場合、

絵画や陶芸などと違って、

作品だけで生活できている者はいません。

(一人いる?)

 

誰も食えてない現状から判断すると、

人形を売って生活することは、

まず無理なのでしょう。

 

これらの理由は仕方ないとして、

問題なのはもう一つの理由です。

それは人形作家の意識の問題です。

 

ほとんどの作家は、商売意識がありません。

人形を作る情熱はあっても、

人形を売る情熱は感じられません。

 

もちろんプロとして、仕事として、売る努力を

している方もいらっしゃるでしょう。 

しかし、 趣味的にやっている者がほとんどです。

 

売って、食えてこそのプロだと思います。

作家に売る意思がなければ、

売れる物も売れません。

それでは業界は廃れて当然です。

 

一度作家さんが集まり、

さらには人形店の方も加わって、

会議をする必要があるのでないか。

 

なぜなら上記二つの理由により、

人形制作を生業にすることは、難しいからです。

 

厳しい時代です。

宣伝、集客、価格設定等、皆で

知恵を出し合って有効な手段を探るべきです。

そうしないと打開策はみつからないと思います。

 

少なくとも関係者全員で、

問題意識を共有する必要があると、

私は思います。

 

個人がバラバラに動いている限り、

いつか総倒れになるでしょう。

 

それともすでに話し合いが

行われているでしょうか。

 

もしそういう動きがなければ、

僭越ながら自分が呼び掛けてでも

その場を作りたい気分です。

・・・実現するか解りませんが。

 

この問題は、また改めて

考えていきたいと思います。