ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の四十六

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昨日の記事で発生した、事故の処理です。

失敗をきっかけに、石膏を継ぎ足すコツをお話しします。

石膏を継ぎ足すときは、相手が乾いているとよくありません。

乾いた石膏に、新しく溶いた石膏を付けようとしても、相手に水分を吸われてスカスカしたものになってしまいます。

理想的にはそれ以上吸水しなくなるまで、水の中にざぶっと浸けてしまうのが望ましいです。

ただ今回それをやると新たに事故が発生する危惧があるので、石膏が乾く前に素早く継ぎ足します。

つまり今日の記事内容は、昨日の記事を書いた直後に行っているということです。

最初にやることは接合面を彫刻刀で抉り、表面積を増やしておきます。

 

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改めて玉の部分を粘土で埋め、切り金を差します。

ここまで出来たら、刷毛でたっぷり水分を与えます。こんなことをしても、気休め程度ですが。

あとはまた石膏を盛っていくだけです。

まあ手順としては、なんてことないですが、重要なのは石膏が乾く前に手早くやることです。

後でやろうとすると、乾いて悲惨なことになります。

 

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ついでにもう一つ。

割り型のツメを作るとき、素人は丸いくぼみを作るだけで済ませる人がいますが、画像のような四角いツメを掘った方が丈夫で確実性があります。

丸いやつだと掘るのは手軽ですが合わせるときにずれやすく、また擦り減りやすいです。

私が今作っているような、すぐに壊す型ならそれでもよいと思います。

しかし鋳型や貼り込み型のような、何度も使うものは、四角いツメを作った方が良いです。こっちの方がプロ仕様です。

この辺のことは、鋳型を作るときにまた詳しく話す予定です。

 

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今日は窯を焚きながらその脇で記事を書いております。

寒い・・・!

焼いているのは、お人形ではなくて陶器ですが(つまり私は陶芸家)。

早くお人形も焼きたいですねー。