ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の四十三

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胸のときと同様に、半面づつ型を取っていきます。

やることは前と一緒なので、詳細な説明は割愛しますが、少々補足説明をしておきます。

この間は、玉はすでに防水処理をしているので石鹸は塗らないと書きましたが、それだと玉の表面が荒れました。

カリ石鹸は型取り直前にも、さっと塗っておいた方が良いです。

 

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最初に全面をスラリーで多いますが、乗せづらい所はやはり筆を使って 置いていきます。

 

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当たり前ですが、この筆はすぐに洗いましょう。石膏が硬化してからでは、非常に面倒なことになります。

 

それと使用する石膏の量ですが、多すぎず少なすぎず、無駄なく溶きたいものです。

私のやり方では最初に次のような計算式で水を用意し、それに石膏を溶くようにしています。

 

長さ × 幅 × 厚み × 0.75 = 石膏を溶くのに必要な水の量

 

長さとか幅とかい言うのは、石膏が流れ落ちないように切り金を刺しますが、その切り金から切り金までの寸法です。単位はcmです。厳密に測る必要はないので、だいたいで良いです。

今回の腰部の場合は、長さが24cm、横幅(平均寸法)が17cm、厚みはこの場合1cmあれば十分なので――

 

24 × 17 × 1 × 0.75 = 306

となり、306ccが片面を石膏取するために、必要な水の量となります。

0.75をかける理由は、石膏を入れると水かさが増えるからです。

だいたい1/4くらいが増加分なので、それを見越して水を少なくしています。

 

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玉が惰球の場合は、離型前に必ず合印を入れておきます。後で合わせやすいです。

 

――胸や腰のような、大い部品が終わると、だいぶ気が楽になります。