ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

鳥目箱で回転体を作る 第四夜

六、補強合板を切る

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厚み9ミリのベニヤ板を、鳥目箱の寸法に合わせて用意します。完成したブリキ板を、合板の端より5ミリくらい、ひさしのように出して、形を写します。

挽き板より大きめに切り取るため、写した形の五ミリくらい外側に線を描きます。

 

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糸ノコ盤があればよいのですが、そのような物は持っていないため、私はバンドソーを使ってぶった切ります。

切断面は直角に切るのではなく、少し斜めになるように加工します。定番を傾斜させて切ると良いでしょう。

糸ノコ盤やバンドソーが無い方は、万力などで固定して、弓ノコを使って切りましょう。私も昔は手動で切っていました。美しく切る必要はないので、それで十分です。

 

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裏から見るとこんな具合です。

 

 

七、棒を渡す

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合板とブリキの挽き型を鳥目箱に置き、ブリキ板がちょうど芯棒の中心にくるように、中心部分のねじを回して、棒の高さを調節します。

芯棒の横ずれを防ぐために、釘を両脇から挟むように打ちます。

左右ズレ防止用の釘は、レール釘(頭が小さい釘)を使うか、ペンチで頭を切り取っておきます。芯棒を取りやすくするためです。

芯棒は錆びないようにステンレスか真鍮のものが適当です。

私は安い鉄の棒を使っているので、微妙に錆びています。ステンレスは高価なので、真鍮棒を推奨します。

また、人形制作においては一対で球を作ることが多いので、棒を適当な長さに切り、必ず二本用意しておきましょう。

 

八、合板の固定

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芯棒を渡したら合板とブリキ盤を仮置きします(事情により画像の加工物が変わってるけど、気にしないでね)。

合板を足で押さえ、四隅を釘で鳥目箱に固定します。完全に打ち込む必要はないので、ずれない程度に刺しておけばよいです。

上手く固定できたら、ブリキ板を芯棒にぴったりあてがい、セロテープで三か所くらい仮止めします。

 

九.ブリキ板の固定

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一度挽き型をはずし、ブリキ板をベニヤ板にヌカ釘(長さ八ミリ)で固定します。

いきなりヌカ釘を打つのが難しければ、長い釘で下穴をあけてから、刺すとよいです。

とりあえず三点くらい打ったら、ずれていないか、一度芯棒にあてがって確認した方が無難です。

よさそうなら、全体をヌカ釘で固定します。

 

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出来たら再度鳥目箱に装着し、挽き型の準備が完了です。

 

つづく。