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ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

鳥目箱で回転体を作る 第一夜

鳥目箱

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昨日予告した通り、今日から何日かにわたって鳥目箱で回転体を作る技法をお伝えします。

 

そもそも鳥目箱とは何かと言うと、前にも書きましたが、もともとは金属鋳造の世界で原型を作るための技法です。

伝統的に壺、花瓶、鼎など器物や、あるいは梵鐘等の原型に用いられ、現在もこれによって原型が作られています。

え? 何で鳥目箱って言うのか?

すみません、知りません。

 

本体は底の無い升みたいな簡単な構造なので、合板を切って四枚合わせるだけで簡単に用意できます。

私は四隅の仕口を、へたくそな五枚はぎにしておりますが、ネジ留めでよいです。

右側のは、挽き型の位置合わせを簡単にするための、改良版を作ろうと思ってずっと放置してあるものです。

一緒に写した理由は、今なら仕口をこうやってもっと上手く作れますよと、言いたかっただけです。

 

私が使う箱の大きさは、内部空間が16×16cmで高さは10センチです。厚み15ミリの合板を使っております。大体このくらいの寸法で作っておけば、お人形制作には事足りると思います。

で、この箱に

・ブリキの型板

・補強合板

・芯棒

・高さ調節ネジ

・左右ズレ防止釘

・前ズレ防止板

を取りつけます。

 

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挽き型は後で作りますので、先ずは箱上面の中心線上に高さ調節ネジとして、真鍮ネジを刺しておきます。完全にねじ込む必要はありません。

 

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次に芯棒の前ずれを防ぐために、片端に板を止めておきます。釘を一本刺しておけばよいです。がっちり固定するのではなく、くるくる回るようにしておけば、収納に便利です。

棒が当たる部分にブリキを貼って保護しておきます。合板を一層削ってから貼ると良いでしょう。

とりあえず準備としてここまでやっておきます。

 

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小さい玉なら、スチール球がミリ単位で売っているので、それを型取りして利用するのも良いでしょう。

しかしある程度の大きさになると、自分が求めるぴったりの大きさはそうそうないので、自作しなければなりません。

発泡スチロール球に粘土を被せる方法だと、時間ばかりかかって、上手くいかないことが多いです。しかも同じ大きさの玉を作るのは至難です。

パイプの切断面にこする方法も似たようなものです。

そんなことをするよりも、鳥目箱ならずっと高い精度で早く球体を作ることができます。

また、球以外にも回転体であれば様々な形が作れるので、覚えておくと何かと便利だと思います。

 

明日につづく