ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十七

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各部品の最終仕上げに入るのですが、今回は手から攻めることにします。

指先を作るときは、一度指だけを切り取って作るとぐらぐらしないためやりやすいです。

 

当ブログもだんだん見てくれている方が増えてきたようで、ありがたいことです。

読んでくれている方のために、ここらで一度予告と言うか、本体完成までの流れをざっと書いておきます。

 

一、粘土原形を作る。

  第一段階:概要を作る

  第二段階:関節に玉を埋める

  第三段階:全身の作り込み

  第四段階:各部品の仕上げ(現在はここ)

二、石膏原形を作る

三、鋳型作り

四、泥漿鋳込み成型

五、素焼と研磨

六、本焼

七、上絵

八、組み立て

となっております。

鋳型を作る所からは、他の方と同じだと思うので、だいたいの流れはご存知の方も多いでしょう。

ただ、私が何故こんなブログで情報を公開しているかと言うと、皆さん失敗が多いようだからです。

焼成後切れたり歪んだり、ブクを吹いたりといった問題に対し、原因や対処法を教えてくれる人が、誰もいないのだと思います。

人形作家さんとはあまり面識がないのですが、展覧会の会場などで話を伺うと、陶芸の基本的なことをほとんどご存知ないようです。

 

ビスクドールと言うものは、ごく初歩的な陶芸技法を知っていれば、失敗なく確実に結果が得られるものです。

私はその方法を知っているので、僭越ながら情報提供をさせていただこうと思っている訳です。

ほんの少しのコツを知らないばかりに、せっかく作った物が、焼いたら破損したとなると、他人事ながらもったいないと思うわけです。

それゆえ一人でも多くの人形制作者様に有効なやり方をお伝えしたいと思っています。

 

ただ、すぐにも情報を公開したいところですが、いかんせん私は複数のことを平行的に行っているため、一日中お人形作りをするわけにはいきません。

進捗が遅いなと思われるかもしれませんが、その辺はご容赦ください。

 

おそらく既存の人形教室では指導していないと思われる技法を少しづつ公開していくので、たまに覗いてくれると嬉しいです。

すなわち――

 

鳥目箱による球体の作り方

鋳型作りのコツ

鋳込み泥漿の作り方

失敗しない素焼や本焼のやり方

本格的な上絵の技法

人台の作り方(立体裁断に使うやつ)

靴の作り方

帽子型の作り方

 

――などです。

 

またある人形技法書に、貼り込みで作る方法が載っていますが、それのもっと確実なやり方なども、余力があれば公開するかも知れません。