ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

制作記

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十二

腿を作ろうと思ったのですが、その前に股関節の可動域を確認します。 腰と腿が、ぶつかるところをそれぞれ削って調整します。 手順としては・・・ ・腰と右腿の可動域を調整 ・右の腿と同じように左の腿を作る ・左の腿と腰の関節を調整する ・右腿と右脚の…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十一

腹部を制作中です。 ・・・まだ途中ですが、眠いので明日にしよう。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十

今日は胸部を作っております。 固定したままだと、背中側が作りづらいので一旦外して作ります。 私の支柱は着脱出来るように、各部品の中にこのような木片を埋めてあります。 これにより着脱可能でも、プラプラしないという条件を満たしております。 六角の…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十九

後はひたすら作り込んでいくだけです。 この段階に差しかかると、お人形作りも徐々にきつくなってきます。 こういうあおりの視点で作っていると、首と肩が痛い・・・。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十八

個別に部品を作る際、ある程度進捗したら全てを組んで全体を見ます。 確認を怠ると、後で困ったことになります。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十七

今日はお手手を作ってます。 とは言っても、まだ仕上げるほどには作りません。 他の部分と同じ程度には作っておきます。 手を作るのは、少々厄介です。 自分の片手を見ながら作るのと、固定出来ない部品のため、もう片方の手で持って作ります。 そのため両手…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十四

そろそろ細部も作り始めます。 お人形の場合、衣装を纏わせることを計算して作らなければ、いけません。 よく着物の前を肌蹴させて着せている作家さんがいます。 やたら体を反らせたりして、ちゃんと着られる体型に作っていないからだと思います。 もしかし…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十三

だんだん完成に向かいつつあります。 後は造形を進めるだけなのですが、その際の注意点がいくつかあります。 一つは、とにかく全体を意識しながら作ることです。 視野狭窄になって局部的に作ってしまうと、後でおかしなことに気付いて、やり直す可能性が高い…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十二

全ての部品を組んで、全体を見ながら体型を調整します。 私のやり方は、腕に穴をあけて、そこに鬼目ナットを埋めて(胴には埋めない)、針金を刺して固定しています。 手は細めの針金で鎹を作り、留めています。 こんなんで大丈夫なの?と思われるかもしれま…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十一

昨日に引き続き、腹部に玉を埋めます。 七、再度玉を取り外します。赤鉛筆の印は、右側にしか付けていないので、反対側も同じように印を付けます。これは目測で良いと思います。 八、赤鉛筆のしるしに従って、削ります。 画像のように玉のキワ、稜線近くは段…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十

いよいよ最後の玉を腹部に埋め込みます。 一、先ずはこんな半球を用意します。 胴の前後幅をノギス等で測り、半球の前後を削っておくとよいです。 二、思い切って、胴をえぐります。 「きゃあ!痛い!」 三、一度胸部を外し、玉が収まるように腰と胸の粘土を…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の十九

玉を左右対称な位置に埋め込むのに、私は自作のトースカンを使っています。 先に埋めた玉の、左右、前後、上下の位置をトースカンで測り、反対側にコピーする要領です。 わざわざ自作する理由は、市販のトースカンだと高さが足りないのと、金属製で重いから…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の十八

部品を組み立ててみる。 気になる箇所は色々あるけど、おいおい作り込みながら、修正していきましょう。 まあ、概要はこんなものかな・・・。 大きな問題はなさそうなので、残りの玉を埋め込みます。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の十七

手を作る。 設計図に従って作ってみます。 この段階では、あまりきっちり作る必要はありません。 本体に付けてみて、様子を見るのが、とりあえずの目的です。 大きさと、だいたいの形状確認が出来ればそれで十分です。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の十六

腕を付けてみました。 設計図通りに作ってみたところ、少し細いな・・・。 頭と腕だけは、どうしても別に作ることになります。 作っては確認を繰り返し、調整していきます。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の十五

玉の周辺を整えながら、右半身を主に作り込んでいきます。 今のところ玉の位置は、こんな感じで問題なさそうかな?

ビスクドール制作記 壱之巻 其の十四

玉が用意できたら、関節に埋め込んでいきます。 左右同時にやらずに、半身だけ行い様子を見ます。 右半身を先行させて作り、左半身を右半身に合わせるようにします。 関節の玉は石膏でできているので、乾燥後に防水処理を施しておいたほうが、丁寧なやり方で…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の十三

お人形進捗。 首周りをなんとなく作り進めてみる。 部分的に先走るのは、本当は良くないです。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の十二

お人形進捗。 玉の準備をしつつ、顔を先に作ってみる。 顔だけほぼ出来上がってしまいました。 顔だけ先に作るとは言っても、ときどき体に乗せて全体のバランスを見ております。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の十一

お人形の形が大まかに出来たら、関節に玉を当てはめていきます。 まだ必要な玉が揃ってないのですが、ストックがある分は、さっさと玉を嵌めてしまいます。 関節の玉が決まっていたほうが、作り込むには好都合だからです。 もし作り込むにしたがって、玉の大…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の十

玉を作りました。 画像では解りづらいかもしれませんが、少し惰球にしてあります。 股関節と膝の玉は、わざと惰球にすることで、腿や脛が勝手に縦軸方向に回転するのを防ぎます。 昨日申し上げた通り、これは鳥目箱(トリメばこ)と言う技法で作っています。…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の八

頭を本体に乗っけて様子を見ます。 ――と思ったら、うっかりしており、支柱が出っ張りすぎていました。 仕方なく首の玉を削って対処します。 何とか乗っかりました。 ――ここまでが第一段階です。今回の原型は高さが90cmを超えているので(支柱台含む)、…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の七

頭部を作ります。 画像は正中線を引いているところです。 頭だけは設計段階で大きさが確定しているので、顔の幅や長さなどほぼ正確に作ってしまいます。 頭の大きさが決まっていると、目玉の間隔も事前に割り出せるので、最初から埋め込んでおきます。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の六

頭部だけは別に作るので、やはり専用の支柱を用意します。 本体の支柱も同様ですが重要なのは、 一、着脱が出来ること。 二、基部の角を、全て直角に加工しておくこと。 この二点です。 直角にしておく理由は簡単に言うと、左右対称の物体を作るためです。 …

ビスクドール制作記 壱之巻 其の五

腕を付けてみました。 これはバランスを見るための、一時的な物です。 それ故この段階では、あまりきっちり作っておく必要はありません。 今回のお人形は六頭身です。 けっこう幼児体型です。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の四

背中側です。私は必ずお人形が立った状態で作ります。 寝かせて作ったりすると、背中が見えないため、非効率すぎます。 三百六十度、全方向から見て作業を進めることで、的確な造形が可能になります。 普通、お人形は立った状態で飾るので、作るときから立た…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三

初期段階では、関節の処理とかはあまり気にせずに、普通に人体を作るつもりで行います。 最初になんとなく設計図を用意はしますが、その通りに作ろうとはしません。 最終的な形は、粘土を盛りながら決めていきます。 理由は平面上でバランスよく見えても、実…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二

とりあえず粘土を大雑把にくっつけていきます。 当たり前ですが、下の方(足元)から順に付けていきます。 冬なので気温が低いため、粘土が固くて大変・・・。 ちなみに使っている粘土は、レオンクレイの黄色です。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の一

さて、お人形を作るとしますか。 球体関節人形の場合、専用の支柱を用意しなければなりません。 普通の人体彫刻と違い、球体関節だと複数の部品から成り立っているからです。 各パーツを、個別に支える必要があります。