ビスクドール制作記~上級編

新しくお人形を作るので、制作過程をアップするよ。 ビスクドールの作り方に興味がある人は要注目です。 いつ完成するか見ものだネ。

制作記

ビスクドール制作記 壱之巻 其の五十九

一日空いてしまった・・・。 顔の造形を進める。 鼻の位置がもう少し上か・・・。 いや、こんなものか・・・。 いずれにしろ、もう一息です。 *-*-*-*-*-*-* 今日は裏技を一つ 紹介しましょう。 焼く前の鋳込み生地に対し、 濡れた筆で撫でて、…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の五十八

腕の型取り中。 以前の記事で、型取りする際に 切金を差して堤防を作ると書きましたが、 上の画像のように、三角の 粘土紐で行っても良いです。 私は小さい物の場合は、 粘土で堤防を作っています。 自分でやりやすいと思った 方法でやって下さい。 *-*-…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の五十七

腕の型取りがまだ終わって いないのですが、頭に手を加えつつ トースカンの具体的な使用方法を 説明致します。 一枚目の画像のように 水平線を引くのはもちろん・・・ 壁に沿って正中線を 引くことができます。 正中線のみならず、 トースカンの刃の高さを …

ビスクドール制作記 壱之巻 其の五十四

腕が仕上がる。 ・・・予定だった。 まあ、ほぼ出来ていますので、 明日型取りしたいところです。 今日も間が持たないので、 道具の解説です。 画像では解りにくいですが 支柱基部の中央には、 正中線が引いてあります。 これは制作中のお人形に、正中線を引…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の五十三

これから腕を仕上げまーす。 でも書くことが無いでーす。 というわけで、今日も 私が使う道具について 解説してみます。 お人形は立たせた状態で作るのが、 わたくしの流儀です。 そのためには何らかの方法で お人形を支えなくてはなりませんが、 複数の部品…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の五十二

足の型取り中。 とは言っても同じ事の繰り返しなので、 特に言及することがないです。 まだまだ退屈な作業が続くので、 私が塑像で使っている、道具の解説でもしてみます。 *-*-*-*-*-*-* 鉄ベラ。 これは序盤から中盤にかけて使います。 大ま…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の五十

ハイヒール足を作るのに、私は 傾斜を付けた治具のような台に 乗せてあります。 はっきり言ってこんな物は 無くても良いです。 理由は、ベタ足で作っても、 一度型を取ります。 その後、原型を壊さずに 再利用します。 指の第一関節あたりに 切り込みを入れ…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の四十六

昨日の記事で発生した、事故の処理です。 失敗をきっかけに、石膏を継ぎ足すコツをお話しします。 石膏を継ぎ足すときは、相手が乾いているとよくありません。 乾いた石膏に、新しく溶いた石膏を付けようとしても、相手に水分を吸われてスカスカしたものにな…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の四十四

腿を作ります。 左右対称の物を作るとき、私は次のような手順で行っています。 最初に左右の腿の長さをそれぞれ測り、長さをきっちり揃えておきます。 片手でカメラを持っているため、ちゃんと測れていませんが、ノギスを使って測ってます。 前の工程でも左…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の四十三

胸のときと同様に、半面づつ型を取っていきます。 やることは前と一緒なので、詳細な説明は割愛しますが、少々補足説明をしておきます。 この間は、玉はすでに防水処理をしているので石鹸は塗らないと書きましたが、それだと玉の表面が荒れました。 カリ石鹸…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の四十二

胸が終わったので腰を作っています。 画像は股関節の可動域を、確認している所です。 だいたい80度くらい曲がれば良いと思います。 可動域の調整が出来たら、関節の受け部分の玉を、半径一ミリ大きい物に置き換えます。 その後は造り込んでいくだけです。 …

ビスクドール制作記 壱之巻 其の四十一

型取りの続き。 割り型なので、片面づつ取っていきます。 石膏を溶き、トロトロのうちにとりあえず全面を覆います。厚みはひとまず考えなくて良いです。 角となる部分(割り線付近)は気泡が残りやすいので、筆で撫でて、気泡を追いだします。 少しくらい細…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の四十

部品が仕上がったら、一度原型を粘土から石膏に置き換えます。 粘土原形のままでは、やすりがけができないので、いきなり鋳型を作ってしまうと、表面が荒いものになってしまいます。 先ずは割り線(パーティングライン)を書いていきます。スコヤを使うとよ…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十九

完成品は玉の受け部分に、クッションとして皮を貼ることになります。 そのため原型段階では、革の厚み分として、すこし玉受けを削っておかなければなりません。 削る量は一ミリ程度です。削った後は今まで納まっていた玉より、半径一ミリ大きい玉をあてがっ…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十八

一応手が出来あがりました。 本当は昨日両手を作り、型取りを片面行うつもりだったのですが、予定より時間がかかりすぎてる・・・。 昨日の工程表の通り、この後原型を一度石膏に置き換えます。 しかし手だけは特殊なので、シリコーンで型を取った後、レジン…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十七

各部品の最終仕上げに入るのですが、今回は手から攻めることにします。 指先を作るときは、一度指だけを切り取って作るとぐらぐらしないためやりやすいです。 当ブログもだんだん見てくれている方が増えてきたようで、ありがたいことです。 読んでくれている…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十六

再度全身を組み立てて、形の微修正と最終確認を行います。 ばらす前に概要は出来上がっているので、殆ど変更はありません。 今回はこんなところで良しとしておきましょう。 ここまでが、原型制作の第三段階です。 次から各部品の最終仕上げに入ります。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十五

足も作っておきます。 この段階では、足を取り外して、きっちり作ったりはしません。 後で再度全身を組み立てて、形の最終確認をします。 その前に外して位置がずれると、面倒くさいことになります。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十四

膝の可動域を確認しながら脚を作ります。 可動域と同時に、ノギスなどを使って、脚の長さを確認しておくことも重要です。 大きいノギスがなければ、こういう測り方でも良いと思います。 私は測りながら作っているので、今回の部品の長さは左右でほぼ同じでし…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十三

今日は腿を作っています。 腰を外すことで、今まで見えなかった部分に手を加えます。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十二

腿を作ろうと思ったのですが、その前に股関節の可動域を確認します。 腰と腿が、ぶつかるところをそれぞれ削って調整します。 手順としては・・・ ・腰と右腿の可動域を調整 ・右の腿と同じように左の腿を作る ・左の腿と腰の関節を調整する ・右腿と右脚の…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十一

腹部を制作中です。 ・・・まだ途中ですが、眠いので明日にしよう。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の三十

今日は胸部を作っております。 固定したままだと、背中側が作りづらいので一旦外して作ります。 私の支柱は着脱出来るように、各部品の中にこのような木片を埋めてあります。 これにより着脱可能でも、プラプラしないという条件を満たしております。 六角の…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十九

後はひたすら作り込んでいくだけです。 この段階に差しかかると、お人形作りも徐々にきつくなってきます。 こういうあおりの視点で作っていると、首と肩が痛い・・・。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十八

個別に部品を作る際、ある程度進捗したら全てを組んで全体を見ます。 確認を怠ると、後で困ったことになります。

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十七

今日はお手手を作ってます。 とは言っても、まだ仕上げるほどには作りません。 他の部分と同じ程度には作っておきます。 手を作るのは、少々厄介です。 自分の片手を見ながら作るのと、固定出来ない部品のため、もう片方の手で持って作ります。 そのため両手…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十四

そろそろ細部も作り始めます。 お人形の場合、衣装を纏わせることを計算して作らなければ、いけません。 よく着物の前を肌蹴させて着せている作家さんがいます。 やたら体を反らせたりして、ちゃんと着られる体型に作っていないからだと思います。 もしかし…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十三

だんだん完成に向かいつつあります。 後は造形を進めるだけなのですが、その際の注意点がいくつかあります。 一つは、とにかく全体を意識しながら作ることです。 視野狭窄になって局部的に作ってしまうと、後でおかしなことに気付いて、やり直す可能性が高い…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十二

全ての部品を組んで、全体を見ながら体型を調整します。 私のやり方は、腕に穴をあけて、そこに鬼目ナットを埋めて(胴には埋めない)、針金を刺して固定しています。 手は細めの針金で鎹を作り、留めています。 こんなんで大丈夫なの?と思われるかもしれま…

ビスクドール制作記 壱之巻 其の二十一

昨日に引き続き、腹部に玉を埋めます。 七、再度玉を取り外します。赤鉛筆の印は、右側にしか付けていないので、反対側も同じように印を付けます。これは目測で良いと思います。 八、赤鉛筆のしるしに従って、削ります。 画像のように玉のキワ、稜線近くは段…